住宅ローンは超長期にわたるものであり、当初契約通りとならない、さまざまな事態や条件変更を必要とする場合が発生することが考えられます。ローン債務者が返済不能となり、せっかく手に入れたわが家を手放さざるを得なくなったり、破産に追い込まれたりする例が増えてきました。長い返済期間のうちには、病気や事故、勤務先の倒産や賃金カット、残業が少なくなったための収入減など、不測の事態に遭遇することがないとはいえません。
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ローン債務者がこのような場合にたち至ったとき、金融機関側ではできるだけ早期に相談を受けることを望んでいます。早期であれば、返済方法を変更することによって最悪の事態を回避できる可能性があるからです。返済方法の変更には次のようなものが考えられます。返済金の繰延べ。返済のメドがつくまで、一年とか二年とか期間を定めて、利子だけの支払にします。その期間を過ぎると、再び元利金の返済に戻します。返済期間の延長。返済期間を延長することによって、毎月の返済額を減らします。毎月分とボーナス分の返済割合の変更。これによって、毎月分とボーナス分の返済金額を変更します。ローン債務者が率直に実情を話して相談すれば、金融機関の担当者も最も適切な返済方法を考えてくれるでしょう。直接に金融機関へは話しづらいと思うなら、各都道府県・主要都市五一ヵ所にある銀行協会内の住宅ローン相談所へ事前相談してみることも、客観的な情報を得るために役立つでしょう。