環境問題がクローズアップされている今日、たかだが30年たったからといって、せっかくの建物を次々にこわして、大量のゴミを出すこと自体、大いに疑問である。修繕の技術は日々進歩しているから、必要に応じて設備を更新したり、耐震補強などの処置を講じていけば、50年、60年と寿命を延ばすことは不可能ではないはずだし、その分、1から建て替えるよりもコストがかからずにすむ(このコストとは、経済的な面にとどまらない)。
[参考サイト]
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ぜひ「修繕による延命」という道は決して後ろ向きなものではないことを理解し、建て替えは最後の手段として慎重に検討してほしい。ところで、私は大規模修繕や建て替えの相談を受けると、まず「弁護士より1級建築士さんにきちんと頼まなきやダメですよ」と勧めている。管理組合として、マンションの住民の気持ちに立った1級建築士や設計事務所を持てるか持てないか、これが建て替えを成功させるかさせないかの分かれ道だと思うからだ。