売主の検査が完璧であることはあまりない

2011.10.14

完成検査では購入者に引き渡すのを売主の責任において検査し、不具合があれば内覧会前に手直しをします。未済工事があれば売主から事前に書面をもって買主に報告する必要があります。けれど、これができる売主がなかなかいません。まず、売主検査の書類は内部資料だから出せないと言ってくる場合がありますが、実は満足な売主検査をしていないから出せないことが往々にしてあるのです。もし、書類を出してきても、いつ誰が検査を行い、誰が手直しを確認したのかを示すサインも印鑑もないケースもあります。しかし、どんな業界でも、商品を購入者に引き渡す前に必ず、緻密な検収が行われるはずです。食品ではこれを怠れば食中毒の原因にもなりかねませんし、電気製品なら発火の原因にもなりかねません。もし、そんなことが起きればニュースや訴訟沙汰です。ところが、マンション業界は食品や。電気製品をはるかに凌ぐ高額商品なのにもかかわらず、売主の検査が完璧であることはあまりないのです。

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