入札しようとする人は、まず地方裁判所の閲覧室にいけばよい。物件について説明した「物件明細書」、物件の実際の様相を示した「現況調査書」、それに、裁判所から派遣された不動産鑑定士による報告書である「評価書」がある。最後の「評価書」には、不動産鑑定士のつけた価格が書き入れてある。これは。最低売却価格といわれるもので、入札のときの基準になる。裁判所にいって、これらの書類を事前にみておけば、どのような物件が競売にだされるかくわしくわかる。気に入ったものがあれば、あらためて自分で現物をみて、最低売却価格より少し高い値で入札する。このとき、もっとも高値で入札した人がその物件を自分のものにできるわけだ。最低売却価格は、不動産鑑定士が鑑定するものだが、相場よりかなり安くなっているから、うまく落札できれば安い買い物をしたことになる。ただし、差し押さえられるような物件であるから、どうしても複数の権利がからみ合っているものが多い。
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