施工計画というお膳立て

2011.10.28

現場でひとつの工事を管理していくのに一番基本的なことは、その現場の施工計画というものである。ヨク・ハヤク・ヤスクという工事管理の目的を達成する具体的手段を決めるのが、その施工計画を立てる施工計画会議であり、これからいろいろな管理が出発する。みなさんの友人が結婚する。二次会のパーティの準備を頼まれたらどうだろう。予算はどうするか、どんなイベントにするか、会場は、時間は、順序、司会は誰に……と、それはたいへんである。

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わずか二時間のパーティを予定しても、何十時間をかけて計画を練りあげることか。現場の工事なら、なおさらであろう。この施工計画は、「(1)工事現場が大きくなればなるほど(2)工事が複雑で、多くの工種が関係するほど(3)工期が長くなればなるほど(4)工事に関係する人が多くなるほど」重要になり、時間をかけて工夫しなければならない。日帰りの旅行なら、思いたった時に行くこともでき、なんとかなるが、海外旅行となれば、パスポートや着る物、気候、言葉……、そして現地事情という具合にいろいろ考えて準備をしなければならないのと同じである。その準備が入念であればあるほど、あとの施工が楽になる。ついでにある会社(土木工事業)の施工計画会議開催要領をご紹介しよう。わざわざ実例をご紹介する理由は、この一番大事な施工計画会議が一般の建設会社では、とかく日々のことが忙しいということを理由になおざりにされたり、せっかく開催しても、十分な計画の練りあげができていない場合がままあるからである。先輩も交えて一緒に研究してほしい。